摂南大学によるマーケティング分析で下着市場の新たな可能性を見出す
産学の背景
2020年11月から始まった摂南大学経営学部田中ゼミとの共同研究。始めに行った学生を対象にしたHEAVEN Japanのブランドイメージや下着の購買行動と意識調査の結果をもとに、2021年4月より具体的な市場調査をはじめています。
授業内で培われたマーケット調査を活かし、将来的には新しいターゲットにむけた商品やサービスの実現に向け取り組みます。
田中准教授より
「コロナ禍において、多くの活動が制限される中、今回の共同研究は、学生にとって大きな学びの機会だと思っています。ビジネスの厳しさを実感しながら、学生自ら主体的に取り組むことによって、新たな気づきを得る場になるものと期待しています。」
産学連携で目指す新たなマーケット
HEAVEN Japanはこれまで機能性をメインにブランドイメージを打ち出してきました。
2020年に田中ゼミの学生が行った意識調査では、機能性下着についての消費者とのギャップが指摘され、調査結果に基づいて学生から新商品の提案がなされました。
この提案から発展した今回の共同プロジェクト。学生自らが顧客視点に立ち新たな市場の可能性を探りながら、機能性を満たす新商品の実現に向けて進めてまいります。
コロナ禍での共同研究はオンラインとオフラインで行い、マーケティング調査ではHEAVEN Japanで行ってきた従来の市場分析に加えて、田中ゼミの学生によるマーケット分析やアンケート調査で新たな可能性を探ります。
田中祥司准教授プロフィール
田中祥司
摂南大学経営学部 経営情報学科准教授
早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得
専門は マーケティング、消費者行動
主な論文:「ブランドの「本物感」を構成する要素の測定」
『流通研究 レター論文特集号』19(1),39–52(共著)などがある